各地の歴史まつり、時代まつりの参戦記です。
甲冑を着る祭りが中心
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人間将棋では、全部の駒を動かすことが暗黙の了解となっています。一度も動かされなかった駒が惨めな思いをするからです。
もっとも、そのために必要のない駒を動かすこともある訳ですが。
ちなみに、今年の人間将棋は、土曜、日曜両日の対局で、全ての駒が動きました。
写真は、土曜日に行われた女流棋士の対局が終わった時点の状態です。
駒が全部動き、盤上の駒が少なくなっています。この対局は、決着が付くまでに一時間半かかっています。終盤では、一手に付き30秒の時間制限まで課せられました。
一方、日曜日の対局は、一時間かかりませんでした。しかも、途中で解説が入っているので、実質的にはさらに短くなっています。屋内での開催だったので短くなったとも考えられるのですが。
通常、将棋の対局では、お互いの会話はないと思われるのですが、人間将棋では若干の会話があります。例えば、
「貴殿は長考に過ぎるぞ」
「貴殿こそ駒を指すのが早いぞ」
その度に、会場は笑いに包まれます。見ている人を楽しませてくれます。
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バスはこの日の人間将棋会場である市民文化会館に到着。バスを降りる時、わらじが濡れた。
駒武者は入場の際、観客席を通って舞台に上がります。その舞台は、想像以上に広かった。
人間将棋の会場として使うことを考えて作ったのか(笑)
今回の対局者は、我が東軍が松尾歩六段、対する西軍が鈴木大介八段。
某の金将は、中盤以降、かなり激しく動かされた。しまいには、外に追い出された。
平面で観ていると、どちらが有利に対局を進めているかよく分からないが、何となく敗色を感じた。
対局は、本当に敗れた。去年は西軍で敗れ、今年は東軍で破れる。
この二人の対局は一時間かからなかった。だけど、全部の駒が動いた。その辺はさすがプロ。
だけど、もう少し長くやってほしかった。
「松尾殿、無念であった」
最後に、盤上で記念写真を撮って終了。
(以下、ヤフーブログに入ったコメントを転載)
初めまして!私のBlogに遊びにきて頂き、有難うございます(^^♪
「人間将棋」の舞台裏を興味深く読ませて頂きました。ありがとうございます。
今年は雨で屋内の実施だったんですね。そういうこともあるんですか。
駒に扮する人を”駒武者”っていうんですね。雰囲気が出ています^^。
将棋好きなこともあり、「人間将棋」はいつかは生で見てみたいと思っています。
以前、天童市はさくらんぼの季節に旅しまして、おいしいさくらんぼをたらふく食べてきたことがあります。懐かしいです。また山形、そのうち行きます(^^♪
某は、昨年に続きまして、今年も天童人間将棋で駒武者になりました。
昨年は赤軍でしたが、今年は青軍(東軍)の金将となりました。
さて当日、朝から天気が良くない。予報では雨だったのですが、予報通り雨が降ってきましたので、会場が舞鶴山山頂から天童市市民文化会館に変更になってしまいました。
駒武者に扮する人が、集合場所に集まって来ました。全員集まったところで、甲冑に着替えます。
この模様をテレビカメラが撮影しているのですが、このテレビ局がテレビ信州でした。長野の夕方の番組で、「山形の旅」を放送するとのこと。
某が甲冑を着付けてもらっていると、声をかけられました。
「おっ、また会ったか。アンタは一人できられるんじゃないか」
毎度お馴染み、高津装飾でした。
駒武者全員が甲冑姿になったところで、リハーサルが始まります。
今回の会場は屋内なのですが、演出は屋外で行うのとほぼ同じです。リハーサルは、入場の隊列や勝鬨のやり方でした。
リハーサルが終わり、簡単に昼食の後、バスで市民文化会館に移動します。
天童へ人間将棋を見る方へアドバイスがあります。
飲み物は事前に仕入れましょう。
会場の舞鶴山山頂にも、自動販売機がありますが、一本150円です。
飲み物は事前に仕入れましょう。
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