各地の歴史まつり、時代まつりの参戦記です。
甲冑を着る祭りが中心
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駒武者を乗せたバスは、会場の舞鶴山に着きました。将棋盤上では、和太鼓の演奏をやっています。
対局まで時間があったので、観客と記念写真を撮ったり、自分の写真を撮りました。
いよいよ対局なのですが、最初にプロの役者による立ち回りがあって、これで勝敗が付かないので将棋で決着をつけるというストーリーになっています。ですが、この立ち回り、入陣を控えている駒武者は見られません。観客のどよめきだけ聞こえます。
駒武者が入陣する時、全員の駒の種類と氏名をアナウンスするとは思いませんでした。でも、これが意外と快感だったりします。
今回の対局は、男性プロ棋士、野月浩貴七段と村山慈明四段で、前日対戦した女性プロ棋士が解説をします。
対局が始まっても、どのように駒が動いているのか全然分からない。駒の動きを知らなくても誘導してくれるのでその指示に従えばいいのです。
一回駒が動く毎に、和太鼓が鳴らされます。駒の種類だけ鳴らし方が違うそうです。(写真)
結局、私は五回くらい動かされただろうか。そのうち、二回は外へ。
「参りました」対局が終わった。が、某の赤軍が敗れたと気付くまでしばらくかかる。
結局勝鬨はあげられず。
人間将棋では、全部の駒を動かすという暗黙の了解があります。この対局では、全部の駒が動きました。
続いて、勝利陣営の王将、飛車、角行が和太鼓のところから餅まきをします。
勝てば自分が餅を撒けたのだ。かっくし。
最後に記念写真を撮って終了。
着付けが終わって、リハーサルがあるのですが、なんと某に声をかける人が。上山でカセ鳥になった人でした。
リハーサルでは、盤上での駒武者の動き方、どちらが勝つか分からないので、両軍勝ちどきの練習がありました。期待していた立ち回りの練習はありませんでした。確か昨年は立ち回りがあったような?
リハーサルが終わって、昼食。
「ここを出ると、戻ってくるまでトイレへ行けませんので、今のうちにトイレを済ませて下さい」と言われて、水分を控えてしまいました。甲冑姿のうちに飲んだのは缶入り緑茶一本。そのお茶は若武者(笑)
歩兵役の女性陣は、直前まで胴を着けませんでした。
いよいよ、舞鶴山へ出発です。
写真は、歩兵役の女性が着ける胴。剣道の胴と垂れを一つにした雰囲気。
駒武者になる人は、天童市総合福祉センターへ集合となります。
9時集合なのに8時30分に着いてしまった。一番乗り(笑)早く着いた分早く甲冑姿になれるかと思ったらかなり待たされる。
ようやく甲冑と対面。赤軍の角行である某に用意されたのは橙色の威し糸が美しい見た目にも豪華な甲冑でした。ですが、王将の甲冑はさらに豪華なものでした。
今回も甲冑の着付けを行うのは、各地の武者行列などでお馴染みの高津装飾です。
甲冑の着付けは慣れているので、わずか10分ほどで終了。
今度は、飛車役を務める外国人(欧米か?)男性の着付けをしておりました。
予想外だったのは、日本人以外が駒武者に扮していたのが多く、玉将はベナン共和国からの留学生でした。